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Case4 山際 清貴 先生

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“患者様の人生の一部分を一緒に歩めること”に使命感と喜びを感じています。

私は専門学校で資格を取得後、大学病院に勤務しました。
そこでは主に、リウマチ科・脳神経外科・小児科などに配属されました。

その中で経験した、いくつかのできごとを紹介します。

リウマチ科では、当然ですが関節リウマチの患者様を専門的に担当していました。
関節リウマチは身体中の関節が腫れて痛みを生じ、日常生活に支障をきたす確率が高い病気です。
ある日、患者様が私にこうおっしゃいました。
「先生‥私、神様のいたずらでリウマチになってしまったけれど、リウマチになってよかったと思うの。」
「だって、リウマチにならなかったら先生に会えなかったじゃない。」
「先生は、私の身体を動かして下さる前に『よし、頑張るぞ!』って思えるように心を動かして下さるの。」
「だから、ここに来て先生とお話しするのが楽しみなの、先生ありがとう。」



脳神経外科では、特に脳腫瘍の患者様や難病の患者様を担当していました。
ある難病で入院中の患者様が、ある日‥
「先生、もし私が死んだら、死んだ姿を必ず見にきてやって下さい。」
「精一杯、病気と闘った最後の姿を先生に見てもらいたいんです‥」

小児科では、筋ジストロフィー症や小児特有の難病の患者様を担当していました。
ここでは、患者様のお母様が下さったお手紙を紹介します。

山際先生へ
あっという間の一年でした‥
本当に色々とありがとうございました。
色んな器具や車いすなど、『こんなもんでしょ、今までなかったから‥』と言われがちなことを、
先生は一緒の目で見て下さって、とても嬉しかったです。
これからも、そのままの先生でいて下さい!
〇〇&ママ


理学療法士という仕事には多くの魅力があります。
その中でも、特に私は “患者様の人生の一部分を一緒に歩めること”に使命感と喜びを感じていました。

患者様のできることが増えていくのを目にしたり、たくさんの感謝の言葉やお手紙をいただく時、本当にやりがいを感じ「理学療法士になってよかった!」と思いました。



現在は教員として働いているので、学生さんの成長を見守ることが主な喜びとなっています。
解けない問題が解けるようになったり、できなかった手技ができるようになって嬉しそうにしている姿を見て、やりがいを感じています。

プロになるのですから、決して楽なことばかりではありません。
ただ、その先には感動的なできごとがたくさん待っています。

ぜひ、みなさんにも、その感動を味わっていただきたいと思います。

山際 清貴 先生

認定理学療法士(運動器)
専門理学療法士(運動器)
修士(リハビリテーション)筑波大学大学院修了

担当科目
理学療法研究法
日常生活活動学
疾患別理学療法Ⅱ(難病)
疾患別理学療法Ⅲ(中枢疾患)
国家試験対策

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