実習について

臨床実習で知識と技術を深め、考える力を養います。

診療参加型臨床実習(Clinical clerkship)の形式で行われる臨床実習では、実際に医療や福祉施設に身を置き、理学療法士の診療場面に実習生として参加することで、臨床現場での考え方を学びます。
各学年で段階的に臨床実習を経験することで、その学年で修得した理学療法の知識や理論、技術を臨床現場で通用するものに深化させていきます。本校では関東圏を中心に多数の施設と提携して実習を行っております。

臨床実習の流れ

【1年次】見学実習

理学療法士の役割・対象者との関連性の構築・他部門との関わり方などについて臨床現場にて見学します。その中で、理学療法士における清潔で適切な身だしなみ・共感的態度・ルール遵守などの重要性を理解する実習です。(1週間)

【2年次】地域リハビリテーション実習

病院および介護老人保健施設に実際に赴き、通所事業・訪問事業などの全体像、理学療法士の役割などについて理解する実習です。(2週間)

【3年次】評価実習

病院やクリニックおよび介護老人保健施設で行われている理学療法検査の実際を、見学や模倣を介して理解する実習です。(3週間)

【4年次】総合臨床実習

3年次までの知識・技術を統合し、設定した目標に応じた治療計画と治療を実践します。診療参加型臨床実習は実習指導者のもと、チームの一員となって理学療法の実践の一連の過程を理解する実習です。(7週間×2回)

実習サポート体制

学生が実習に臨むにあたり、実習前の教育から実習終了後のセミナー発表まで、現場で学んできた経験を、しっかり習得するためにも細かいサポートを行っております。

実習前

実習前教育
それぞれの実習が円滑に参加できるように、事前に実習に必要な知識の整理と確認を行います。

実習中

実習地訪問
教員が実習先の直接訪問し、学生の悩みや不安を解決します。また、教員が実習指導者と直接指導内容の調整をいたします。

実習後

実習後セミナー
実習で得られた経験を整理し理解を深めるために、セミナーなどを通じて知識の共有や確認作業を行います。

臨床実習指導者の声

明るく個性豊か!機能解剖に強く、挨拶もハキハキ

性格的に明るく、個性のある学生が多い印象です。特にコミュニケーションをとることが上手いのか、早い時期から打ち解けて話しています。また、骨や筋などの機能解剖に関する知識が他の学生に比べて優れていると感じています。挨拶や返事などハキハキしている印象です。

水上信智先生[救世軍ブース記念病院]
水上信智先生[救世軍ブース記念病院]

元気で礼儀正しく、患者さんとの関係づくりも上手

全体的に見ると体育会系のように元気が良い、コミュニケーションがしっかりとれ、挨拶ができる印象です。実習中に患者さんとの話を聞いていたりすると良い雰囲気で話をしています。人と人の関係を作れるということはとても良いことだと思います。

卜部吉文先生[大橋病院]
卜部吉文先生[大橋病院]

元気で礼儀正しい!多彩な教員陣も魅力のひとつ

元々スポーツをやっていたことが関係しているのか、元気な学生達が多いイメージがあります。職員問わず、挨拶を含め人に対する対応がとても良く、今後仕事をしていく上で大切になると思います。様々な分野に長けた教員がいることも強みになると思います。

石井斉先生[東京城南整形外科]
石井斉先生[東京城南整形外科]

仲が良く連携抜群!目的意識も高い実習生たち

学生同士、仲が良いと言いますか、良く連携がとれていて意思疎通が出来ているため指導しやすいです。疑問に思ったことや悩んだことに関しての質問ができます。目的意識をしっかり持っていて将来の方向性が決まっている実習生が多いように感じられます。

多米一矢先生[広尾整形外科]
多米一矢先生[広尾整形外科]