
市川 向日葵 さん理学療法学科2年
高校時代、サッカーを続けるか悩んでいた市川さん。自身の怪我をきっかけに「今度は治す側になりたい」と理学療法士を志すようになり、学校推薦型選抜(指定校推薦)にて東都リハビリテーション学院へ進学しました。
Q.本校や理学療法士を選んだ理由は?高校生の頃、サッカーを続けるかどうか悩んでいました。しかし、怪我をきっかけに「今度は治してあげる立場になりたい」という思いが強くなり、理学療法士という職業を意識するようになりました。高校の進路指導部の掲示で見つけた指定校推薦の一覧に東都リハビリテーション学院があり、受験を決意しました。内申点などの条件がそろっていたこと、そして進路指導部で調べた中で最も自分の目標に合っていたことが決め手でした。大学進学も考えましたが、医療系の専門学校の方が自分の学びたい内容に集中できると感じ、東都リハビリテーション学院を選びました。
※高校時代、サッカーに取り組んでいた市川さん(写真は本人提供)Q.面接・書類準備の工夫したことは?面接や書類準備では、高校生活で頑張ってきたことを自分の言葉でしっかりと伝えるよう意識しました。担任の先生にもアドバイスをもらい、面接の練習を重ねることで自信を持って臨むことができました。
Q.指定校推薦のメリットは?指定校推薦は早い時期に進路が決まるため、その後の高校生活を有意義に過ごせます。私は自動車免許を取得したり、友人と旅行に行ったりと、高校生活最後の時間を楽しむことができたので良かったです。特に、高校3年の2~3月頃は自動車学校が混雑していたので、早めに免許を取っておいて本当に良かったと思います。
Q.本校の授業・実技の雰囲気は?クラスメイトですが、授業は座学のときは落ち着いた雰囲気ですが、実技になるとクラス全員が積極的に取り組みます。クラス内であまり関わりがない学生とも、実技のペアで交流できるのが楽しいです。特に印象に残っている授業はMMT(徒手筋力検査法)で、「先生が毎回ランダムに学生同士のペアを組んでいただけるので、色々な人と関われるのが良い経験になっています。私は女性ですが、男性との力の差も体感できるし、勉強になります。クラスの雰囲気もとても仲が良いです。学校行事も多く、フットサル大会ではチームが別々でもクラスメイトが応援に来てくれたりして盛り上がりました。
※学校行事BBQ大会でクラスメイトの絆をさらに深めます(写真は本人提供)Q.入学前後のギャップは?入学前は覚えることが多くてついていけるか不安でした。特に物理や計算が必要な場面があることに驚きました。しかし、先生が学生のペースに合わせて丁寧に教えてくれるので、分からないところも聞きやすく安心しました。実技の授業では、先生が実際に教えてくださる動きを見るのと、実際に自分でやってみると意外と難しいことがとても印象的です。例えば、身体の持ち方や触り方の感覚が先生と違い、強くなりすぎてしまうこともあるそうですが、何度も練習して数をこなすことで徐々に上達していることを実感しています。
Q.将来の目標は?患者さまに幸せな気持ちになってもらえる理学療法士になりたいです。入学前は自分のサッカーでの怪我がきっかけであることもあったため、整形疾患に興味がありましたが、授業をきっかけに今は小児分野にも関心を持つようになりました。授業の1コマで、先生が担当したお子さんの親御さんから感謝のお手紙を見せていただき、それがとても印象に残りました。『感謝される仕事って素晴らしい』と感じ、視野が広がりました。
Q.高校生へメッセージをお願いします!現在は、日々の授業の復習を欠かさず行い、知識をしっかり定着させるよう努力しています。分からないことはその日のうちに友達や先生に質問し、解決するよう心がけています。大学とは違って、東都リハビリテーション学院は学校行事が豊富だと思います。勉強面に不安がある人でも、先生やクラスメイトにたくさん教えてもらえるので安心してください。学校生活も楽しみたい人におすすめです。
