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【インタビュー】須藤浩之先生(ハートの森クリニック)

※本インタビューに掲載されている内容は、2020年7月10日現在のものです。

特集「東都リハビリテーション学院ってどんな学校ですか?」、第23回となる今回は埼玉県さいたま市に所在する ハートの森クリニック リハbリテーション科 リーダー長 須藤浩之先生にインタビュー協力いただきました。須藤先生は理学療法士として21年のご経験です。


Q.どのような理学療法士を育てたいですか。

私が考えている理学療法士像は、技術や知識を持っていることは大切なことだと思います。が、それだけでは理学療法士の仕事は出来ないのではないかと思っています。なぜなら、理学療法士の仕事は人間を相手にする仕事だからです。患者から信頼され、患者を信頼し相互の信頼関係が築けて成り立つ仕事だと思っています。そのためには、コミュニケーションがしっかり取れないと、患者からの信頼は得られないと思っています。

信頼関係が築けたうえで、知識や技術を用いて患者に対応できるようになると思っています。コミュニケーション力、人間関係構築、技術、知識などをまとめて備えていること全てを含め、人間力というのではないかと思っています。この人間力を高めるためには、技術や知識を勉強により身に付けることも必要ですが、コミュニケーション能力を高めることも重要だと思っています。今でも、私は人間力の向上を目指して努力しています。私が育てたいのは人間力が高い理学療法士です。

Q.東都リハビリテーション学院についてどのようなイメージを持たれていますか。
東都リハビリテーション学院の教員の皆さんは、いろいろな施設の理学療法士とコミュニケーションを上手にとっている、このような教員と話ができる生徒さんは幸せだと思います。生徒さんにとっては宝物を持っているようなものだと思います。教員との会話を通して、コミュニケーション能力の向上を目指すことも可能になると思います。コミュニケーションだけでなく、さまざまな事を学び体験した学生が巣立っていく学校のイメージがあります。

須藤先生、ご協力ありがとうございました。