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【インタビュー】坂本雄先生(セコメディック病院)

※本インタビューに掲載されている内容は、2020年7月22日現在のものです。

特集「東都リハビリテーション学院ってどんな学校ですか?」、第25回となる今回は千葉県船橋市に所在するセコム医療グループ セコメディック病院 リハビリテーション部長 坂本雄先生(運動器専門理学療法士 教育管理専門理学療法士)にインタビュー協力いただきました。坂本先生は理学療法士として26年の経験年数です。



Q.どのような理学療法士を育てたいですか。

始めに、情意領域として、患者様はもとより組織のメンバーとも十分な意思の疎通が図れる対人関係能力、積極的に問題解決に取り組んでいく責任感、幅広い視野と知識に裏打ちされた思考力・判断力のある理学療法士を育てたいと思っています。また、当院のような大所帯のリハ組織(セラピスト100名以上)においては、特に柔軟性や協調性、ストレスコントロール力等も兼ね備えた理学療法士となることが求められると考えています。認知・精神運動領域については、資格取得後3~5年程度はジェネラルに幅広い疾患を診て経験を積み、あらゆる疾患に対応できるようになって欲しい。その後は、自分の興味のある分野を突き詰め、『自分の得意分野(専門分野)はこれだ!』と胸を張って言えるようなスペシャリストを育てたい。それには認定専門理学療法士資格の取得や、働きながら大学院で学ぶことも一つの手段と考えています。究極的には、リハビリテーション分野における高いコンピテンシーレベルのハイパフォーマー理学療法士を育成することが理想であると思っています。

Q.東都リハビリテーション学院についてどのようなイメージを持たれていますか。
臨床・教育・研究経験豊富な整形外科専門医で学院長の小関先生、教育・研究経験豊富な副学院長の髙栁先生、臨床・教育経験豊富な副学院長の小野先生をはじめ、バランスの取れた大変充実した講師陣が揃っている、また、渋谷からも徒歩圏内という都心の好立地に所在する歴史ある養成校というイメージが強いです。さらに、講師陣が学生一人一人に手厚く接し、大切に手塩にかけて育成されている、講師陣と学生間が強いパートナーシップで結ばれている印象があります。そのため、東都リハビリテーション学院の学生さんからは、理学療法教育のみならず、『医療従事者としてのマナー・礼節接遇についてもしっかり教育されているな』という印象を受けます。

坂本先生、ご協力ありがとうございました。