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体育祭、沢山の感動をありがとう!

学校行事


2019年11月22日(金)、東都リハビリテーション学院の体育祭を開催いたしました。学年対抗で競技を楽しみ、優勝を目指して取り組みます。体育祭は学生主体で運営します。これを運営する組織が体育祭実行委員会です。各学年数名で結成し、競技のルールや得点などを検討・決定したり、当日までの準備等を行います。今年の体育祭実行委員会は3年 八橋君が担い、委員会をまとめてくれました。

  

正直、準備期間が短く、不安なことも多々感じました。普段の学業に支障がないように、昼休みの時間を使って集まり、議論をしたりシュミレーションをしたりする日々でした。特に、「安全・公平な競技運営をすること。かつ学生全体が楽しめるように心がけること。」を最優先に意識させてきました。各競技には担当教員を配分し、教員にも細かな打ち合わせを行い、当日の実行につなげていきました。理学療法士はスポーツ現場から期待されることも多々あります。その中で、怪我や事故の予防を主体的に考えることや、競技の安全性を高めることはとても重要な役割になってきます。とても良い経験になったのではないでしょうか。

さて、体育祭当日、第1種目「借り物椅子取り走」から大熱戦が繰り広げられました。「腹筋割れている人!」カードをひいた学生が腹筋割れている学生を探しに体育館を駆け回り、やっと見つけた学生が実は割れていなかったりという波乱もありましたが(笑)、会場は大盛り上がり。

  

今年から新規種目となった「ラグビーボールドリブルリレー」「騎馬戦」もとても楽しい競技となりました。記憶に新しいラグビーワールドカップの印象を受け、ラグビーボールを利用した「ドリブルリレー」は真面目にドリブルする学生と反してボールは好きな方向に転がります。見ていると速さを求めて遠くにドリブルしようとするボールほどコントロール出来ずに色んな方向にボールが飛んでいった印象でした。「騎馬戦」は盛り上がらないわけがないですね。競技中は学年の上下関係関係なしの真剣勝負、ここでもチームプレイが勝利を導いたように見えました。最後の競技である「学年対抗リレー」、沢山の感動がありました。思わぬバトンを落としてしまったり、デッドヒートを繰り広げてごぼう抜きしたりと盛り上がりは最高潮に達しました。

  

日頃は教室で授業を受けている学生達、今日は体育館で1日楽しくスポーツを行いました。仲間が失敗した時に「ドンマイ!」とポジティブな応援をする学生達、みんなで勝利をつかみとって喜び合う学生達、ナイスプレーに拍手を送る学生達、どれも本当に素晴らしい光景で感動しました。

結果は、2年生が昨年に引き続き総合優勝を収めました。優勝トロフィーを代表で授与した2年海老原君は「1人1人が協力しあい、一致団結して出来たので優勝出来たと思います。特に騎馬戦で、2年生の騎馬それぞれに複数が攻撃してきたが、それを耐えて勝利したことが印象的でした。1年、2年に続いて、来年も優勝し、3連覇を目指したいです。」と語ってくれました。続いて、2位が3年生、3位が1年生という結果でした。最優秀選手賞は、男子は3年 沼野君、女子は1年 田島さんが選ばれました。おめでとうございます!

  

春から沢山の学校行事が開催しましたが、体育祭をもって全体行事は終了となります。様々な行事で沢山のエピソードが思い返されます。とても素晴らしい思い出ばかりです。この経験を日頃の教育につなげるように頑張ってほしいです。