2022年4月13日(水)、昨日に引き続き、新入生を対象としたオリエンテーションを開催しました。


午前のプログラムは、ブラインドウォークを行いました。



医療従事者を志す者として、介助者の心構えや適切なコミュニケーション方法を体験し、学生同士で協力しあうことで、今後の学生生活や学習に発展させることが目的としています。



学生同士で２人ペアを組み、１人が視覚を制限し、もう１人が介助した状況でルートを歩行する内容です。基本的なリスク回避を事前指導し、あえて介助方法などは教えずに学生達が体験を通じて感じてもらうことを狙いとしました。



相手の手を握ること、声をかけること、学生達は様々な方法を工夫していました。声をかけることも、例えば「そこを曲がる」では伝わらず、かつ相手に安心感を伝えながら転倒などのリスクを考えつつ、正確に誘導する難しさを感じていました。



この体験も本オリエンテーションのテーマの１つである「相手の状況をしっかり捉えること」をしっかり学んでくれました。



午後のプログラムは、講義形式「あいさつについて」「学生生活の過ごし方について」「勉強方法について」を行いました。



やはり物事には「コツ」があります。全員が全員同じことにはなりませんが、過去の学生達が取り組んできたことや成功したこと、時には失敗したことなどを集約し、実例などを用いながら説明しました。しっかりメモを取りながら真剣に聞く学生の眼差しが印象的でした。



このオリエンテーションが終わると、本格的に授業が始まります。入学初等に学生としての基盤をしっかり築き、早く学生生活に慣れてもらいたいと思います。４年間で沢山のことを学び有意義な学生生活を送ってもらいたいと願っています！