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グループワークについて

学生生活
こんにちは。東都リハビリテーション学院の齋藤です。朝晩はだいぶ涼しくなってきましたね。本校では、9月22日(日)学校説明会を開催します。今回は、以前ご紹介した渡邉先生が担当します。特集「理学療法士になってよかった」にも渡邉先生のエピソードがありますので、そちらもぜひご覧ください。
理学療法士の仕事についてなんとなくわかるけど、実際にはどんな仕事なのかな。スポーツの世界で働くことに興味があるけど、どうしたら良いのかわからないなど、気になることをアスレティックトレーナーの資格も持つ渡邉先生に聞いてみましょう。学校生活に関することはもちろん、入学試験に関することも可能な範囲でお答えします。当日参加も可能ですので、お気軽にご参加ください。お待ちしております!

今日は、グループワークの効果についてお話します。写真はグループワーク中に指導している一場面です。



リハビリテーション医療は、医師や看護師、そして技術職の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの専門家がチームを結成します。チームワークの良し悪しは、患者さまの支援に大きな影響を与えることもしばしば。チームワークの良し悪しに影響を与えるのは何でしょうか。
それは「信頼」です。専門家同士の集まりで、エゴをさらけ出し過ぎてしまったらどうでしょう。それぞれが「分かってくれない!」と不信感を抱くに違いありません。不信感で覆われたチームに好結果が期待出来るでしょうか。そこで、当校では、卒業後を見据え「信頼」を得られるプログラムの一環として、グループワークを適宜取り入れています。グループで、各々意見や想いを開示し、集約する。集約していく過程で些細なことからぶつかる事もあるでしょう。右往左往しながら着地地点を探す行為は楽ではありません。しかし、諦めず状況をみながらお互いを尊重し課題を達成にむけて努力する。この過程で少しづつ「信頼」されるには何が必要かを実体験を通して学ぶことになります。グループワークは大変ですが、その分得られるものは計り知れません。我々教員はそれぞれのグループが抱えてる問題を把握し、適宜手を差し伸べ好転するよう援助します。実りある明日を創るため一緒に学びましょう!