授業「運動療法学Ⅲ」を担当する川島先生にインタビューしました!
授業・実習
本校専任教員 川島敏生 先生が担当する3年授業「運動療法学Ⅲ」についてインタビューしました!
Q.「運動療法学Ⅲ」、どのようなことを学ぶのでしょうか。
運動療法学Ⅲは、スポーツ傷害に対する主要な運動療法(関節可動域拡大・動作改善・障害予防等)の分類とそれぞれの目的について学び、そこから理学療法への展開について学習します。今回の授業は、主にハムストリングス(太腿裏)の肉離れの評価を中心に行いました。評価とは、触診をはじめ様々な検査(SLRやMMT)に準じて行います。ただ測定するのではなく、実際の動きと重ねて考えたり、測定値をデータ化したりしながら、測定結果から様々な理由を考察しながら学んでいくように努めています。
Q.授業中の学生たちの印象を教えてください。
非常に真剣に取り組んでいます。1~2年で徹底的に学んだ基礎医学分野と専門基礎を土台に実際に動きを観察したり、学生によって個人差を考察しながら学んでいます。積極的に質問も飛び交うため、基礎のみならず応用としても展開し、臨床現場により近い雰囲気で教えることが出来ます。明るく真面目でメリハリのある学生たちが多い印象です。ちょっとほめすぎましたか...(笑)。
Q.理学療法士を目指す方へのメッセージをお願いします。
私は東都リハビリテーション学院の専任教員として着任する前、臨床現場で38年勤めていました。この経験から言わせていただくと、理学療法士は患者とともに喜びを共有できる職業と思います。理学療法士は国家試験というハードルはあり、大変とは思いますが、頑張って勉強する価値のある資格と感じています。
川島先生、ありがとうございました!