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授業「整形外科学Ⅱ」担当 平田史哉先生にインタビューしました!

授業・実習


今回は3年生対象「整形外科学Ⅱ」を担当する平田史哉先生にインタビューを行いました。
平田先生は本校卒業生(2011年卒)、現在は東京明日佳病院リハビリテーション科主任として臨床現場でご活躍されています。また、大学アメリカンフットボール部のメディカルアドバイザーとしてスポーツ現場にて定期的なチームや選手のサポート、試合帯同を行っています。先日の東京オリンピックではメディカルスタッフ(選手用理学療法士)として務められました。本校には非常勤講師としてご教授いただいており、担当される授業「整形外科学Ⅱ」について伺いました。



Q.「整形外科学Ⅱ」はどのようなことを学ぶのでしょうか。
私が担当する「整形外科Ⅱ」では、主に手や肘に対して理学療法士が臨床で行う評価について学びます。スポーツ障害では野球肘やTFCC損傷、退行変性疾患では変形性関節症や末梢神経障害などで痛みや痺れといった症状がみられますが、これらの痛みの原因をしっかり理解するため、触診などから「どのような組織に痛みが出ているのか」などを評価することが目的です。
授業では一方通行にならないように、常に学生からの些細な質問や反応もしっかり対応するなどコミュニケーションを大切にしています。




Q.本校在校生の印象を教えてください。

例えばですが、「どうやって触ったら良いのか」など、自分が分からないことをしっかり積極的に質問をしてくる学生が多いと感じます。また、当たり前のことではありますが、挨拶が出来る印象やしっかりコミュニケーションがとれるような印象があります。



Q.理学療法士を目指す人へのメッセージをお願いします。
日々臨床現場にてリハビリをしている中で、理学療法士は患者の困っていることに対して力になれることがやりがいだと感じています。そして、自分が努力することで変えられる可能性があるのも魅力です。私は一般の患者さんだけではなくスポーツ選手なども担当していますが、怪我をしてネガティブな状況をどう改善していくかは1人1人違いますが、その違いに対して様々な関わり方が求められます。様々なニーズに応えられることが理学療法士としての面白さややりがいにつながると思います。お互い頑張りましょう!