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授業紹介「1年生 機能解剖学Ⅱ」

授業・実習



1年生を対象とした授業「機能解剖学Ⅱ」、担当する多米一矢先生は東都リハビリテーション学院(Ⅰ部7期生)を卒業し理学療法士を取得、現在は理学療法士として広尾整形外科に勤務しています。多米先生は治療のみならず、副院長として、在籍する16人の理学療法士の育成や指導、さらには大学院に進学して学び続けるなど日々研鑽されています。

実際に授業を受けている横山君(1年)は「多米先生は座学だけでは理解が難しい所も、触診などの実技を交えて教えてくださるので、クラスメイトみんなと楽しく授業を受けることができ、理解がとても深まります。」と話してくれました。

それでは多米先生にインタビューをさせていただきます!





Q.機能解剖学Ⅱはどんな授業ですか。

まずは人の構造や各部位の名称を学び、しっかり理解・解釈していきます。その上で、「身体のさまざまな動きによって、どのように筋肉や靱帯等が関わってくるのか?」を理解していきます。機能解剖学Ⅱは1年次の授業ですが、2年次以降にはこれらの知識を基礎とし、さまざまな疾患を学んでいきます。学生たちの印象は、授業中に沢山質問してくれたりするため向上心のある学生が多く、授業時間と休み時間のメリハリが出来ており、礼儀がしっかりしている印象です。





Q.どんな理学療法士になってもらいたいですか。

コロナ禍により、人と人の距離を保つことや様々な感染予防などの観点から、コロナ前に比べると、患者さまからの会話量が減ったように感じます。理学療法士は施術する際、患者さまとの距離が近いので、例えば顔と顔が合わないように正面に立たないなどの配慮をしています。このような中で、患者さまとのコミュニケーションをとるためには、「いまどういう状態なのか」「何に困っているのか」「どうしてほしいのか」など、治療のために患者さまの情報を的確に引き出すことに努めています。医療現場では様々な状況がありますので、患者さまの訴えに対してしっかり寄り添えて、どう対応し、どう改善できるか追求できる理学療法士になってほしいです。





授業が終わると「これから患者さんの治療予約が入っているので向かいます!」と多米先生、お忙しいところ、授業いただきありがとうございます!