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【特集】在校生インタビュー「澤田先生ってどんな先生?」

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[インタビュー協力]
澤田譲治先生、板井さん(4年)、間根山さん(4年)、遠藤さん(4年)


8月下旬、この時期の理学療法学科4年生は、翌週から始まるⅡ期目の臨床実習に向けて日々準備に励んでいます。実際の医療現場において実施される臨床実習は、これまで本校で学んできた理学療法士の知識や技術を発揮する学生生活の集大成の1つでもあります。4年生の学生生活をフルマラソンに例えると、ゴールまで残り5km付近に位置していることでしょう。後ろを振り向かずにゴールに向けてラストスパートをしてほしい気持ちもありますが、ここで少し後ろを振り返ってもらうことにしました(笑)

 

そんな彼ら彼女らは、4年前に「理学療法士になる!」と決意し、東都リハビリテーション学院に入学しました。入学前は「将来なりたいこと」を明確に抱くことが1つの大きなステップでもあります。当然、学生生活は楽しいばかりではなく、苦労や努力も経験することでしょう。スタートダッシュをするもゴール一直線に向かっていくにはハードルもあり、そのいくつものハードルを乗り越えて今に至ることでしょう。その背景には、ご家族の皆さまはもちろんのこと、クラスメイトや担任をはじめとする教職員のご尽力あってこそだと考えます。大半の受験生が入学後の学生生活に期待と不安を感じておられると思い、4年生の担任である澤田譲治先生を囲んで在校生との対談形式でのインタビューを行いました。

 

Q.4年生の皆さん、担任の澤田先生をご紹介してください!

まず、「(良い意味で)人をイジるのが上手い!」です。絶対に人を傷つけない、みんなを盛り上げてくださるように話してくださります。常にクラス全体を見渡して、学生1人1人の個性や性格をしっかり理解していただいているからだと思います。あまり見ていないようで私たち(学生たち)のことをしっかり見て下さっています。あとは第一印象は優しいイメージでしたが、意外と「鋭いな!」と思っていました。これも学生達のことを理解していただいているからだと思います。また、放課後に分からないことを質問したところ、夜遅くまで説明してくださり、とても熱心です。

私たちのクラスには様々な役割があります。クラス委員長や行事委員会は他学年でもありますが、私たち特有の委員会として「21期生・活性化委員会」というものがあります(笑)。親睦をさらに深めようという目的で、例えば食事会なども積極的に開催し、イベントに参加しやすい雰囲気を作ってくれます。最初は集まりもあまり良くなかったのですが、徐々に集まりだし、いまではクラス全体がとても良い雰囲気です。それぞれが役割をしっかり全うすることでクラスのまとまりもでき、雰囲気も良くなります。その雰囲気が勉強面でも相乗効果をもたらし、お互い教え合ったり、フォローし合えたりしています。このようなクラス運営を考えてくださったのは澤田先生の指導あってこそです。あと、何気ないことかもしれませんが、「目上からプリントをもらうのは両手だよ!」とか「教室を出る時はしっかり挨拶して出ようね」など接遇面でも指導してくださいました。他の先生方からも非常に褒めてくださいました。あと、何か失敗しても叱るだけではなく、「なぜダメなのか」をしっかり説明してくださるので、理解して納得させてくださります。だからあまり叱られたという記憶はありません。

授業は座学にも実技を組み込んでくだり、とてもイメージが持てるようになりました。また、同じペアのみならず、沢山のペアを交代することで、幾通りの方法や状況をしっかり考えさせていただきました。実技の授業では、まず全体指導をして、一度学生同士で練習させて、その上で今一度全体指導をしてくださるので、理解度が段階的に身に付き、とても分かりやすかったです。また、細かいかもしれませんが、実技指導を受けている時の立ち位置なども指導してくださいました。教える人の立場をしっかり考えさせ、学生達の学習意欲と教員の指導意欲を一緒に考えていただき、学習効率の向上を図ることを配慮してくださいました。また、勉強できる学生と苦手な学生を隣同士にする席替えを行っていただきました。こうすることにより、学生同士、勉強を教え合える環境になりました。このように「授業環境」を常に意識して考えて下さるため、とても勉強しやすい環境になりました。あと、授業の導入が特徴的かもしれません(笑)。授業に導入しやすいようサッと面白い話をしてくださります。この前は「車を買おうと思ってディーラーとの駆け引き」について話してくれました(笑)。こういった身近な話をしていただいてから上手く授業に入ってくださるのでメリハリが持てました。

Q.澤田先生、授業の際に何か意識していることはありますか?

自ら興味を持つことはもちろんですが、まずは苦手意識を持たせないように指導を心がけています。もちろんほとんどが初めて習うことですし、難しいところもあるのも事実ですが、自ら理学療法を楽しめる理学療法士になってもらいたいです。好きなことに向かって徹底的に追及してもらいたいと思っています。自分が楽しいと感じれば、きっと相手も楽しいと思うでしょう。先ほど学生も話してくれましたが、学ぶ環境を高めてあげることで、学生達が楽しみながら学び合えるように心がけています。

 

2019年8月29日(木)に開催する「特別イベント」において、澤田先生は「ストレッチ体験」を担当しますので内容を少しご紹介します!




ストレッチは、スタティックストレッチ、ダイナミックストレッチ、バリスティックストレッチなど様々な方法があり、目的によって使い分けられます。理学療法士は、スポーツ現場のみならず、様々な外傷や疾患を持たれた方々に対して理学療法を展開しますが、その理学療法の手技の中にストレッチも含まれます。皆さんもスポーツ前後でストレッチを行ったことがあるかと思いますが、今回は、理学療法士が行うストレッチを一緒に体験しましょう。

イベント概要 → http://www.toutoreha.ac.jp/setumei/2019s-event
申込フォーム → https://p1.ssl-web.jp/6718200toutoreha/shiryou?frompage=56484

 

最後に澤田先生にクラスのモットーを黒板に書いていただきました。
「明るく楽しく!!」、とても分かりやすく、大切なことですね。