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授業「解剖学」担当 吉田俊爾先生にインタビューしました!

授業・実習


今回は1年生対象とした授業「解剖学」を担当する、専任教員の吉田俊爾先生にインタビューを行いました。
吉田先生は北里大学衛生学部を卒業後、聖マリアンナ医科大学解剖学教室に入局、その後、日本歯科大学にて准教授として教鞭をとられました。本校には7年前に専任教員として着任しました。教育現場にはあわせて47年間ご活躍されています。



Q.「解剖学」はどのようなことを学ぶのでしょうか。
解剖学とは、もともとは植物や動物の身体の構造を調べる学問です。その中で、私が現在授業で教えている解剖学は「人体解剖学」と言い、ヒトの基本的な身体の構造を学びます。解剖学とは、英語で例えると、医学全体の”ABC”を学ぶものです。人体の構造として、当たり前のことが当たり前に捉えることが解剖学で、これを基本として考え、もし正常ではなければ病気であると理解できます。





Q.本校在校生の印象を教えてください。
全体的に素直で真面目、そして感じの良い学生が多い印象です。私は授業の最初に、前回の授業内容の確認をこめて質問するのですが、適格な答えが返ってくる学生が多く「しっかり授業を聞いているな「復習してきたな」と感心します。このようなやりとりが学生達と出来ると、こちらも元気になります。





Q.理学療法士を目指す人へのメッセージをお願いします。
理学療法士の勉強は、解剖学で考えても難しい分野の1つであると思います。他の医療系分野ではここまで解剖学の細かい部分を学ぶことはないと思いますが、理学療法士は特に脳や血管系、骨や筋肉などの知識が高く求められると思います。確かに難しい学問ですが、ゆっくりでよいので、しっかり勉強して覚えていけば大丈夫です。きっと良いことがあると思いますよ(笑)!