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理学療法士のお仕事

お知らせ
こんにちは。東都リハビリテーション学院 浅原です。
今回のテーマは、「理学療法士のお仕事」。

わたしたち理学療法士は、患者様や利用者様の身体に生じた機能低下の改善を図り、
日常生活に必要な動作を獲得することに携わります。

わたしが理学療法士として臨床に立った20数年前。
振りかえると、当時は仕事に全く余裕がなく、仕事を俯瞰的にとらえず、
ひたすら身体機能を改善させなければと躍起になっていました。

不思議なもので、臨床経験を重ねるごとに新たな視点が生まれてくる。
今まで気づけなかったことに、気づくようになる。



この写真、某部屋に置かれているコート掛けハンガーラック。
バー部分の長さを替えて、吊るす洋服などの量を調整できる便利もの。

もし、洋服などを吊るす場合は偏らない工夫が必要。
しかし時には、スライドできるバー部分の長さを替え、使用することもある。
吊り下げた洋服のバランスが全体的に取れると、ハンガーラックとして活躍する。

人のからだも、からだの動けるところを組み合わせるようなリハビリを実施すると、
動作につなげることができる。
理学療法士は機能の低下を改善させること以外にも、
潜在能力を引き出すような組み合わせを見つけ出す仕事でもあります。

理学療法士に興味を持たれた方、是非勉強してみませんか。