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足の裏にはアーチが架かっているんだ!!

授業・実習
こんにちは。東都リハビリテーション学院の原です。
いきなりですが、偏平足って聞いたことありますか?
いわゆる「土踏まず」がなく、足の裏の全面が床に接触している状態を表しています。
偏平足になると、片足立ちがしづらくなるほか、足だけではなく膝や腰に痛みを引き起こすことがあります。

本来は、足の裏にはいくつかのアーチ構造があり、全面が地面に接触しているわけではありません。先ほどの「土踏まず」は足の内側にあるアーチ構造によるもので、このアーチによって、衝撃吸収や歩行時の姿勢の制御や推進の役割を果たしています。生物の構造は奥深いものですね。




そのため、理学療法の分野で足部の検査は非常に重要となります。
ということで本日の授業では、足部の内側アーチの程度について検査を行いました。
実際にアーチ高を計測することで、
偏平足と思っていた自分の足にもアーチが存在することや思った以上に左右に差があることなど、
学生が自身の足を深く知るきっかけとなったと思います。
今回は、簡易的な検査方法での授業でしたが、見事「学生の興味」と「足部の理学療法」を結ぶアーチができました。(上手い)