学会に参加してきました。
授業・実習
東都リハビリテーション学院専任教員の川島です。10月12日から13日まで東京都立大学南大沢キャンパスで第29回日本基礎理学療法学会学術大会が開催され、座長依頼があり参加してきました。
基礎理学療法とは少し聞きなれない分野かもしれません。理学療法士の多くは患者さんの機能回復を目的に理学療法を行う臨床業務に携わっていますが、動物実験を含めた基礎研究を主な仕事にしている理学療法士もいます。その多くは大学や大学院で教鞭をとりながら研究をしている方々であり、そのような理学療法士の発表の場となっている学会です。
私が座長を務めたセッションではアキレス腱の柔軟性と反応時間の関係、表面筋電図からの疲労度の評価等の発表がありました。基礎的研究がすぐに臨床面に活かされることは少ないと思いますが、地道な研究の必要性を改めて感じた学会参加となりました。