【実施レポート】将来のトレーナーを目指して 本校生が横浜FCにて実習!
授業・実習
2025年夏季休暇中の1週間、本校2年生 山影峰葵さん が、サッカーJ1リーグ所属・横浜FCにてトレーナー実習を行いました。本実習は学内の公募制により実施され、学生が自主的に応募し参加するもので、山影さんはその機会に積極的に手を挙げ、参加いたしました。
山影さんは高校時代、全国高校サッカー選手権大会に複数回出場経験のある強豪校にてサッカー部に所属しておりました。自身も練習中の怪我を経験し、その際に出会った理学療法士の支えが進路を考える契機となったとのことです。現在もスポーツ経験を生かし、将来はアスリートのケアや障害予防に貢献したいという強い思いを持っており、その一環として今回の実習に臨みました。
実習では、横浜FCトップチームに帯同し、トレーナーやスタッフのご指導のもと、プロスポーツの現場を間近で体験しました。アイシングや水分補給の準備、トレーニング補助、ウォーミングアップ、練習後のケアやリハビリの見学など、多岐にわたる業務を学ぶ機会となりました。プロスポーツの現場を実際に体験できることは極めて貴重であり、山影さんにとって今後の進路を考える上でも大きな学びと刺激となりました。ここに、このような貴重な実習の機会を提供いただいた横浜FCの皆さまに、深く感謝申し上げます。
以下は山影さんからの実習を終えた感想を伺いました。
今回の実習を選んだ理由は、将来プロサッカーチームのトレーナーとして働きたいと考えているからです。
実習中に特に印象に残っていることは、中村俊輔コーチにお昼ご飯に誘っていただき、一緒に食事をしたことや、その際にサインをいただけたことです。また、鈴木武蔵選手や宮田和純選手のリハビリに携わり、一緒にボールを蹴る機会があったことも忘れられません。さらに鈴木武蔵選手から「絶対にプロトレーナーになれよ!」と声をかけていただけたことは、大きな励みになりました。
▲中村俊輔コーチからいただいたサイン
実習を通して学んだことは、トレーナーは治療やリハビリ、ケアを行うだけではなく、トレーニングのサポート(ポールやコーンの準備や片付け、ラインズマンなど)も担っているという点です。現場での幅広い役割を実際に体験することができました。
今回の経験を将来にどう生かしたいかというと、実習で得た知識や学びを深め、トレーナーとして選手のコンディションを常に良い状態に保ち、パフォーマンスを最大限に引き出すことで、チームの勝利に貢献できるようになりたいと思っています。
これから実習に参加する後輩たちへのメッセージとしては、プロの選手のトレーニングやケアを間近で見学し、実際にサポートできることは非常に貴重な経験です。将来スポーツ関係の仕事を目指しているなら、積極的に挑戦してみることをおすすめします。
▲横浜FC渡邊チーフトレーナー(写真右)にご指導いただきました(横浜FCより提供)